itofumi(いとふみ)は、 「糸で綴る手紙」をコンセプトとしたニット小物専門店です. 文字をつづって手紙を書くように、糸の輪の連なりで思いを伝える. そうして選んだ贈り物は言葉で伝えるのが難しい相手にもきっと届くはずと考えています. 手紙を書くときのように 大切な人や家族(ペット)のことを考えながらデザインしてみませんか? お客様の思いが詰まったデザインを、わたしたちは丹精込めて制作いたします.

商品はすべて国内の自社工場にて生産しています. 当店のニット工場では長年 ポロシャツの襟パーツ・ジャージの袖口パーツ・ラインテープなど 服をつくるうえで必要な パーツのみを生産し、日本のアパレルメーカー様などへ納めてきました. そんなパーツしかつくったことがない工場でニット小物がつくれるの? とお思いの方もいらっしゃると思います. もっともだと思います. しかしながら新しい機械の導入と人材でそれを実現しています. ニット歴35年のベテラン工場長を筆頭に 熟練~若手まで多様な職人からなるチームに服飾デザインを学んだ社員が加わり、 ニットの特性や時には洋裁(布帛)のアイディアなども取り入れながら商品開発を行っております. こうしてたくさんの人の手を経てお客様だけのオリジナルニットが完成していきます.


当店のニットはすべて編み立て後に一度手洗いの工程を経ています. これはせっかくのご縁でオーダーいただいたお客様に 洗濯して縮むという悲しい思いをしてほしくないという考えからです. 少し大きめに編み立てて洗い、洗濯後の縮んだ状態を商品サイズとして記載し納品しています. お客様ひとりひとりのオーダーに合わせて編むためのデータを編集し、 使う色数の分だけ糸を機械にセットして編み、 洗い・乾燥させ・蒸気(アイロン )をあてて仕上げる・・・ それを1点ごとのオーダーに対して繰り返していくというのは 工場からすると途方もない作業です. お届けまでにお時間をいただくことでご迷惑をおかけしますが お客様のもとへ届く商品にはこのような背景があります. それでもお客様に最善の状態で商品をお届けするために わたしたちは手間を惜しみません.




前述した新しい機械というのが、小物専用のホールガーメントと呼ばれる編機です. ホールガーメントは通常のニット製品と異なり、製品の形そのもので編みあがります. そのため縫製の必要がないので裏側に縫い代がなく肌への刺激が少ないと言われています. また裁断による生地のロスが出ないので環境にもやさしいサステナブルな製品だといえます.

*「ホールガーメント®」は株式会社島精機製作所の登録商標です。




わたしたちは目の前のことにコツコツと取り組み、 自分たちの課題から目をそらさないブランドであり続けたいと考えています.


必要なものを必要なぶんだけつくり、長くつかってもらいたい. itofumiでは本当に気に入ったものだけを手にしていただけるように カスタマイズ商品を主軸としております. またタンスのこやしにすることなく くたくたになるまで愛着を持って使っていただくためには、 ご家庭で気軽に洗えて持ち運びも苦でないことが必須だという考えのもと、 日々 商品開発を進めています.


itofumiではニットの伸縮性を活かして ユニセックスで使っていただける商品展開を模索しています. 楽天のシステム上やむを得ずレディスカテゴリにしているものもありますが 心理的ジェンダーにとらわれずどなたでも手にしていただけると嬉しく思います.


itofumiでは納期がちがう商品を同時にご注文いただいた場合、 納期が遅いほうに合わせて1オーダー1配送を基本としております. お荷物をひとつにまとめることで、梱包資材の削減・ 運送トラックによるCO2削減に貢献できると考えております. わたしたちにできることはわずかかもしれませんが お客様とともに小さな努力を積み重ねていければと思います. *お急ぎの場合や発送先が異なる場合は、お手数ですが別々にご注文ください.  (その場合は送料が2件分発生しますが、上記のことご理解いただきご了承願います.) *別々のオーダーでも、納期が遅いほうに合わせて同梱発送でよい場合は  オーダーフォームの備考欄に「同梱希望」とご記入ください.  送料無料ラインに到達する場合は、金額を修正して1梱包で配送させていただきます.


ここまでお読みいただき理念には共感できても 欲しい商品がないという方もいらっしゃるかと思います. でしたら今回は無理にご購入いただかず、他のブランドでも構いませんので 本当に欲しい・大切にしたいと思える商品に出会えるまで無駄な買い物はしないというのも 選択肢の一つかと思います. SDGsに興味を持っていただいたり、itofumiのことを誰かに伝えてくださったりするだけで わたしたちがこのブランドとしてものづくりをしていく意味があると思っています. またふとわたしたちのことを思い出してくださったときには ECサイトやSNSを覗きにきていただけると嬉しいです. そのときにはお客様がほしいと思える商品を企画できているよう 日々 努力してまいります。